特集:DetonatioN FocusMe

「DetonatioN FocusMe(以下、DFM)」は、2022年12月に「DetonatioN Gaming」と「TEAM GAMEWITH」の2チームが統合して誕生しました。それぞれの強みである実力と発信力を兼ね備えており、日本国内で高い知名度を誇るプロeスポーツチームです。日本のeスポーツを盛り上げるべく、選手・スタッフ共に一丸となり、ひたすらに世界の頂点を目指しております。

DetonatioN FocusMeとは?

チーム名の由来

「Detonation FocusMe」というチーム名は、最初期に設立されたLeague of Legends部門の名称であり、私たちの原点の1つです。この部門は日本を代表するに相応しい活躍を続け、私たちは世界でも名を知られる日本のeスポーツチームとなりました。人気・成績ともにチームをけん引してきた名称「DetonatioN FocusMe」をチーム全体の名称として掲げ、今後も世界の頂点を目指してまいります。

DFMの活動内容

  1. 主な部門
    • League of Legends
    • League of Legends Academy
    • VALORANT
    • VALORANT Game Changers
    • Fortnite
    • 大乱闘スマッシュブラザーズ
    • 格闘ゲーム
    • eFootball
    • PUBG MOBILE
    • シャドウバース
    • ストリーマー
  1. 主な実績
    • 国内初 チーム所属の外国籍選手に対する「アスリートビザ」の取得
    • League of Legends Japan League 世界記録 6大会連続優勝
    • League of Legends World Championship 2021 日本代表初となるベスト16
    • VALORANT Champions Tour Pacific 日本代表チームに選出
    • ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 準優勝
    • Capcom Cup 2018 準優勝(板橋ザンギエフ)
    • EVO Japan 2020 優勝(ナウマン)
    • 篝火 #5 #6 優勝(ザクレイ)

株式会社DetonatioN代表インタビュー

株式会社DetonatioN
代表取締役社長

梅崎 伸幸

日本独自のeスポーツビジネス

2020年に始まったコロナ禍は人々の在宅時間を大きく増やし、俗に言う「巣ごもり需要」をもたらしました。eスポーツを見る、遊ぶ文化はこの時期に大きく広がり、それに伴いPCをはじめとしたeスポーツ関連商品も飛ぶように売れました。
プロeスポーツチームはスポンサー収益をメインの収益源としている部分が多く、このバブルの恩恵を受ける立場だったと言われています。そのコロナ禍にも、2023年頃には一旦の区切りがついたことから、現在は全世界的にeスポーツ冬の時期と言われる反動期となっています。
しかし国内はその限りではなく、日本のeスポーツが世界に先駆けている分野もあります。それは、eスポーツ分野でのインフルエンサー活用です。近年のタイトルで言えば、Apex Legends、League of Legends、ストリートファイター6が代表的ですが、その他にも様々なゲームタイトルの流行をインフルエンサーが作る時代となっています。日本のeスポーツチームは、競技シーンとインフルエンサーを組み合わせることで、世界とは異なる戦略でeスポーツビジネスを成り立たせています。

DetonatioNの3つの戦略

こうした前提を踏まえて、DetonatioNが事業戦略として力を入れていくのは次の3点です。
1点目は、日本代表として国際リーグに選出されているVALORANTです。ここに投資をして、世界で勝てるチーム作りをしていきます。VALORANTでは、各チームのデジタルグッズがゲーム内で販売されています。これらの収益はチームに還元されており、DFMが勝利した月の売上は大きく跳ね上がりました。このようなチャンスのあるタイトルには、今後もチームとして注力していきます。
そして2点目は、やはりインフルエンサービジネスです。選手に比べて活動の自由度が広いインフルエンサーは、イベントやプロモーション活動に最適です。7月には対戦型格闘ゲーム系のインフルエンサーが新たに加入しました。その他にも有力なインフルエンサーにお声掛けしていますので、発表を心待ちにしていただければと思います。
最後の3点目は、地方創生です。eスポーツに関連したコンサルティングや教育は地方で需要が増しており、地方自治体からはeスポーツチームの知見が欲しい、専門学校からはコンサルティングをして欲しいというお声をいただくことが増えています。そこでそのお声に応えるべく、地方育成・創生事業のプロジェクトチームを立ち上げました。また、新たな地方活性化コンテンツのYouTube番組「フォ出かけ!」の配信もスタートしています。(※)

※地方創生プロジェクトおよびYouTube番組「フォ出かけ!」の詳細は、「News & Topics」のサステナビリティの取り組みをご覧ください。

国内外のニーズにコミット

2026年には愛知・名古屋アジア競技大会の開催も予定されており、地方を起点としたeスポーツの一層の盛り上がりに、DetonatioNも貢献していきたいと考えています。
また国内だけではなく海外、特に現在はサウジアラビアの動向を注視しています。サウジアラビアで開催されるEsports World Cupは賞金額が非常に高いことに加え、政府も含めてeスポーツに対して強くコミットする姿勢があると感じています。
2023年にDetonatioN Korea Co.,Ltdを設立したように、日本国外にも多くのeスポーツシーンがあるはずですので、海外でのビジネスチャンスも鋭く見出していきます。

DFM STOREについて

2022年12月、チームの想いが込められたユニフォ―ムをはじめ、アパレルを中心としたオフィシャルグッズストア「DFM STORE」をオープンしました。
イベント時はもちろんのこと、日常のシーンでも着用していただくことで、選手たちとの繋がりを実感いただける多種多様なアイテムを順次展開しています。

コンセプト

10年という歴史を歩んできたDFMだからこその「伝統と王道」をコンセプトの軸として定めています。DFMでは販売ターム毎に異なるコレクションテーマを設定していますが、全体の方針としては万人に受け入れられ、万人に愛されるブランド作りを意識しています。また、所属選手やストリーマーが着たいものかどうかを何より大切に考え、打ち合わせを重ねて所属選手やストリーマーの希望を取り入れたチームグッズを制作しています。

ネフライトコラボグッズの制作秘話

2023年にネフライトの誕生日記念として展開した「ネフライト監修アパレル」が、ファンの方々から非常に好評をいただきました。そこで2024年は「ネフライト自身が私服で着たい」をコンセプトとして第2弾を制作しました。
デザイナーとの打ち合わせにネフライトも参加し、ネフライト自身の好きなテイストやワード、ジャンル等をすり合わせ、今後のイベント参加時はもちろん、私服として着ていただけるようなデザインで商品化し販売しました。今回もファンの方々から好評をいただき、今後は他の選手でも実施していきたいと考えています。

これまで販売してきたグッズたち

第1弾は、DFM初のグッズとして、「伝統と王道」のコンセプトを軸にどんな方でも使いやすいシンプルなデザインで制作しました。最初に展開するグッズなので、チームを印象付ける大事なものとして品質にとてもこだわって制作しました。

第2弾は、「DetonatioN」の本来の意味である❝宇宙創造のエネルギー❞から宇宙服をイメージしたUniverseシリーズを販売しました。中でもTシャツは、VALORANT部門の選手の活躍やネフライトのイベント、初の公式インスタライブの効果で完売し、追加販売を行うほどの大人気グッズとなりました。

第3弾は、ネフライトの誕生日グッズとFortnite部門のグッズを販売しました。ファンの方々のグッズ愛を高めてもらえるよう、コラボグッズ秘話で取り上げたネフライト要素をたくさん盛り込んだTシャツと、本人の強い希望で❝ネフライト要素を弱めた誰でも着やすいもの❞を制作しました。Fortnite部門では、今まで浸透していた所属選手やストリーマーの立ち絵イラストをドット絵にしたTシャツを制作しました。事前プロモーションとしてドット絵やGIF画像を制作して一般公開したところ、ありがたいことに多くの反響をいただきました。そのような状況の中でグッズを販売したところ、想定の2倍以上の売上となりました。

また2024年には、Fortnite部門の描きおろしイラストを準備し、複数のグッズ展開を行いました。これまでは既存デザインを使用していたためデザインに限界がありましたが、テイストはそのままに❝ポップ❞で❝カワイイ❞デフォルメしたキャラクターや、ドット絵の第2弾(RPG仕様)、リアル感のあるタッチなど、新たなコレクションを送り出すことができ、ファンの方々にとても喜んでいただいています。

今後の商品展開・戦略

今後も所属選手の競技での活躍やストリーマーの配信、さらに様々なイベント等を通じて、顧客基盤を拡大しながらユーザーの心に届く商品を企画、販売していきます。また、ゲーム周辺のカルチャーとシナジーのあるブランドや企業とのコラボレーションも展開していきたいと考えています。

トピックス

プロeスポーツチーム「Crazy Raccoon」を運営する
株式会社Samurai工房とeスポーツ事業における包括的業務提携契約を締結

2023年11月、プロeスポーツチームDFMを運営する株式会社DetonatioNは、プロeスポーツチーム「Crazy Raccoon(以下、「CR」)」を運営する株式会社Samurai工房との間で、包括的業務提携契約を締結しました。
DFMには数多くの世界大会出場経験や多くのスポンサーを獲得している営業力といった強みがあります。そこにCRの持つインフルエンサービジネスのノウハウやアートディレクションスキルを注入することで、DFMおよび当社グループのeスポーツ事業のさらなる持続的な成長と、ひいては国内トップレベルのプロeスポーツチーム同士が連携することによる日本のeスポーツ業界のさらなる発展を目指していきます。

Discordのコミュニティ「DFM PARK」開設

DFM PARKは、「DFMの選手が好き!」「DFMを応援している!」「DFMの選手たちと同じゲームをプレイしている!」といった方々に向けた、DFMファン同士の交流や応援を目的とした公認Discordファンコミュニティです。
ボリューム層としては、13~18歳の男性が最も多く、ファンの方々はもちろんのこと、DFM PARK運営スタッフも交えてeスポーツやDFMの話で盛り上がっています。スタッフの支援の元、ファン同士が緩やかに繋がり、自然体でDFMを応援できるコミュニティを目指しています。

コミュニティeスポーツ施設「esports Style UENO」
esportsコミュニティビルディングパートナー就任

DFMは、スポンサー企業であるKDDI株式会社が2024年1月に開業した新たなeスポーツ施設「esports Style UENO」の「esportsコミュニティビルディングパートナー」に就任しました。
近年のeスポーツ業界の盛り上がりはめざましく、オフライン環境での対戦・観戦需要もますます高まっています。そうした需要に応えるべく、eスポーツファンが、パブリックビューイングや配信体験を通じて感動を共有できるコミュニティスペースを提供する「esports Style UENO」が開業しました。
DFMは「esportsコミュニティビルディングパートナー」として、本施設を基点としたeスポーツコミュニティの形成や支援はもちろんのこと、ゲームパブリッシャー、コミュニティ、ファンの三者をつなげることや三者がつながる手助けを先導していきます。

サステナビリティ

eスポーツを誰もが等しく活躍できる場所へ

VALORANTの国際大会「2023 VALORANT Game Changers East Asia」にDFM所属選手が出場

「VALORANT Game Changers」はジェンダーにかかわらず誰もが共にプレイできる未来を目指す新しいプログラムです。
2023年に行われた国内大会「VALORANT Game Changers 2023 - Japan Split 2」にVALORANT Game Changers部門が出場し、3位を獲得しました。それにより、オンラインで行われる国際大会「2023 VALORANT Game Changers East Asia」にも出場しました。
DFMはGame Changers部門を起点として、多様性豊かなeスポーツ社会の実現を目指していきます。